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usako’s room

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流産手術

「流産手術」


今まで大きな病気をしたことのない私が、手術をするなんて
かなり緊張しました。
本当に大丈夫かな?
失敗したりしないかな?
こわかったです。

旦那に仕事を休んでもらい、前日から絶食をして朝病院へ・・・
出産経験のない私の子宮の入り口は狭く、手術の器具が入りにくいので
海草でできたものを入れて、4時間ほど置きそれが膨らみ入り口が
広がってから、手術となりました。

その、前処置は普通の診察に使う内診の部屋でするため、
待合室で待っていたのですが、なかなかよんでもらえず、
そんな日に限って、いつもは静かな待合室が娘の妊娠で大喜びのおばさんが
舞い上がっていろんな人に「あなたは何ヶ月?」「いつ生まれるの?」
「うちの娘はねえ2人目なのよ~」など大騒ぎ・・・・
私に聞きに来なかったのは幸いでしたが、悲しくなって涙があふれました。

流産経験がなかったら、なんとも思わず明るいおばさんだなで済んだであろう
この出来事。産婦人科っておめでたの人ばかりじゃないから、
こういう振る舞いはだめだなってわかりました。

手術までの4時間は、個室で休んでいました。
旦那もいてくれたので、寂しくなかったし、テレビもあったので、
気が紛れました。

初めての点滴、初めての麻酔、悲しくて涙が出たけど、手術自体は20分くらい
で済みました。
手術の途中で、急に一瞬、激痛が走り痛いと言っただけで、あとはなんだか
変な世界にいる間に終わりました。
手術が終わって、旦那が涙を拭いてくれたの時は、ほっとして
あ~この人と結婚して良かったな~と思いました。

術後は、2時間ほど休ませてもらい、家に帰りました。
母が仕事の帰りに寄ってくれ、買ってきてくれた物を食べました。
とにかくお腹がすいていました。悲しくてたまらないのに、
お腹だけはすいている自分がおかしかったな・・・・



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